企業内転勤ビザ

行政書士NEXTビザ・在留資格

行政書士NEXT > ビザ・在留資格 > 企業内転勤ビザ

企業内転勤ビザ

企業内転勤ビザとは、一般的に海外にある外国企業の本店から日本の支店や事業所等に転勤する場合、また、海外にある日本企業の子会社や関連会社の外国人社員が日本の本店へ転勤する場合に必要な在留資格です。同一企業に限らず、系列企業内(親会社、子会社、関連会社)の出向等も含まれます。一般に、転勤ビザ、出向ビザと呼ばれています。

企業内転勤ビザ取得の要件

申請人が次のいずれにも該当していることが必用です。

1.申請に係る転勤の直前に外国にある本店、支店その他の事業所において1年以上継続して「技
  術」または「人文知識国際業務」の活動に該当する業務に従事していること。

2.日本人が従事する場合に受ける報酬と同等額以上の報酬を受けること。

企業内転勤ビザ申請のポイント

「企業内転勤ビザ」と、「技術」「人文知識国際業務」は別の在留資格になりますので、「企業内転勤ビザ」申請にあたって、「技術」「人文知識国際業務」の基準を満たす必用はありません。

また、大卒や実務経験の必要はありませんが、単純労働に従事する社員には該当しません。
外国企業等の企業内転勤者のうち経営または管理に従事する人は、「投資・経営」の在留資格に該当します。

ビザ申請に必用な書類

・在留資格認定証明書交付申請書
・パスポートのコピー
・写真(縦4cm×横3cm)
・返信用封筒(430円分の切手を貼付したもの)
・外国の事業所と本邦の事業所の関係を示す文書(案内書、事業の開始届け出等の写し)
・本邦の事業所の概要を明らかにする資料
・外国の事業所の概要を明らかにする資料
・外国の事業所における職務内容及び勤務期間を証する文書
・転勤命令書の写し
・履歴書

上記は必要最低限の書類であり、追加書類の提出を求められたりする場合もあります。